午後の試験について
午後試験の体験談−私はこうして合格した!
基本的には午前の試験と同じになります。私は、落っこちた時の経験を踏まえ、1問目から順番に解いていきました。おかげ様で、順調に解答することができました。但し、順調にいったとしても時間が余るということはないでしょう。余ったとしても5分くらいだと思います。
そのことから考えると、試験時間を30分以上残して退席した人は、合格をあきらめた人達だと分かります。余裕のある、偉い人達ではありません。たぶん半分くらいの人は、最後まで残っていないと思います。初級シスアド試験の合格率が30%前後なのは理解できる数値です。
私の午後の試験に対する印象ですが、やはり実務経験者の人が確実に有利だと思います。実務経験のない学生さんは、過去の問題を勉強するものはもちろんのこと、実際に表計算ソフト、データベースソフトを使って下さい。
そして白紙の状態から、それなりの形になるまでファイルを作ったりして下さい。また、他の人が作ったファイルを見て、そのファイルの内容や目的を理解できるようになって下さい。それだけでも、ずいぶん合格に近づけると思います。
ちょっと無責任な言い方かもしれませんが、午後の問題に関しては、確実に有効な対策というものが存在しないように思います。私は下記の3つのことに尽きると思います。
- 一度読んだだけで、設問の内容を理解できる集中力
- 150分間、冷静でいられること(いかにパニックにならないか)
- 最後まであきらめない根気
こうやって書くと、やっぱり午後の問題は難しいと思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。私はむしろ逆で、簡単な試験だと思っています。もちろん、ちゃんとした成果のあがる対策とコツがありますので安心してください。
午後の問題を冷静に処理する対処方法
対策ですが、過去に出題された午後の問題を、試験の10日前から毎日3問以上こなすようにしてください。このとき、問題が偏らないように、1日に違う種類の問題を3問以上解くようにします。
そうすれば、午後の問題を解くコツが自然に身に付きます。こうして午後の問題に対応できるような頭を作っておきます。シスアド試験の直前というのがポイントになります。
たった10日間ですので、がんばって取り組んで下さい。絶対に良い結果が現れます。これで本番の午後の試験でも「なんだ、これくらいの内容は出て当然だ」と思えるようになります。それと同時に、気持ちに余裕を持って試験に臨めるはずです。
当日の午後試験で失敗しないコツを挙げるとすれば、それは「悩み過ぎない」ということです。
色々考え、悩むのは当然のことなのですが、それでペースが乱れると、すべてが狂ってしまいます。実際私がそうでした。午後の試験は、冷静に問題を読んで、しっかり内容を理解さえすれば、いとも簡単に解ける問題しか出題されていません。
しかも、たった1つの問題が解ければ、芋づる式に次の問題も解けるケースが非常に多いのです。ですから難しく考える必要はありません。逆に拍子抜けするほど簡単に感じられると思います。
午後の試験のまとめ
- 集中力、冷静、根気を維持する。
- 悩むな、難しく考えるな。
- 試験前10日間、毎日3問。
スポンサード リンク