混乱を狙っている計算問題

続いて下記(平成15年の春試験の問4)の問題を見てください。

設問4
記録面が 2 面の磁気ディスク装置において、1 面当たりのトラック数が 1,500で、各トラックのセクタ数が表のとおりであるとき、この磁気ディスク装置の容量は約何 M バイトか。ここで、1 セクタの長さは 500 バイト、1M バイト= 10^6バイトとする。

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   トラック番号   セクタ数
   ----------------------------
     0〜 699     300
    700〜1499     250
   ----------------------------

ア 205  イ 410  ウ 413  エ 826

たくさんが数字が出てきて、且つ条件が提示されているので一見するとむずかしそうに思えますが、計算自体はとても簡単です。 出題されている数字を使って素直に計算をしていけば、答えはおのずと出てきます。

この問題で一番注意しなくてはいけないのは『2面』という条件です。そうです、この問題の狙いはひっかけです。 しっかりと問題文を読んでいるかどうか ?が問われているのです。

文章の最初の方に『2面』という条件が提示されているのをついつい忘れてしまい、片面の計算が完了した時点で解答してしまうケースが多いようです。 時間を気にしてしまい、焦ってしまうとこの問題は正解することができないかもしれません。

このような問題も必ず出題されます。 冷静に対応さえすれば、確実に解くことができる問題なので、文章に出てくる数字と、解答のカギとなるキーワードに下線を引くことをお勧めします。

このように考えてみると計算問題に対する苦手意識が、少しは和らいだのではないでしょうか?

☆計算問題についてのまとめ

  • 問題をしっかり読む
  • 答えに関連しそうなところに線を引く
  • 用語や問題文の言い回しに惑わされない
  • 見直しをする時は計算問題から

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