春と秋の試験ではどちらの受験が有利か?
春と秋ではどちらが有利か? ×私はこうして落っこちた!
落っこちた時は春に受験しました。春の試験は4月の第3日曜日と決まっています。
私は北国の県庁所在地に住んでいますが、この頃の北国はちょうど桜が咲きはじめる頃です。
「お花見の季節なのに試験なんて、ついてね〜な」と思いつつ、「自分で受けようと決めたんだから仕方ないんだよなー」みたいなことを考えながら、試験会場に向かったのを覚えています。
今考えると、こんなネガティブな考えをしていてはダメです。たぶん、もうこの時点で不合格だったんでしょうね。
私はとくに何も考えずに、春の試験を受けましたが、この時期の北国はまだ寒いんですよね。当日の朝は薄曇りで、小雨がぱらついていました。女性の人は膝掛けを持参したほうが良さそうな感じです。
試験会場(某高校)に入ってびっくりしました。その教室の寒いこと寒いこと。外よりも教室の方が寒く感じました。試験官の人も教室に入ってくるなり「あれっ、暖房、はいってないですね」と言いました。「暖房くらい入れとけよ!」と思ったのは私だけではないと思います。
こんな感じで午前の試験がスタートしました。午前の試験は、問題に集中し、なおかつ順調に解けている状況でしたから、自然と気分も良くなって寒さなんか忘れていました。その後、教室内は程好く暖かくなってきました。
午前の試験がなんとか無事に終了しました。その頃から天気は回復して、日が差すようになりました。昼食を食べているとき、ちょっと暑いかなと感じました。その後、私はトイレに行き、試験官が来るまで廊下にいました。
教室に入る瞬間、私は朝よりもびっくりしました。教室の中が、かなり暑いのです。思わず私は「この人達、暑くないんだろうか?こんなサウナみたいな教室で、まともに試験が受けることができるんだろうか?」
試験官は、すぐに暖房を止め、窓を開けるように指示しました。ですが、蒸し風呂状態が改善されないまま、午後の試験が始まりました。午後の試験開始から約1時間位してやっと過ごしやすくなりましたが、はっきり言ってもう手遅れでした。
私は、暑さで頭がボーっとしていたのと、思うように問題が解けない焦りで、パニックになっていました。完全に冷静さを失っていました。
結果、午後の成績は散々でした。自己採点をする気になりませんでした。私の予想では、たぶん20点以下だと思います。本当に腹立たしいくらい、ひどい内容でした。
春と秋ではどちらが有利か? ◎だからこうして合格できた!!
合格したのは秋の試験でした。秋の試験は10月の第3日曜日と決まっています。
「落っこちた理由」から考えると、北国の人は秋の試験の方が有利なようですが、実際はどうでしょうか?
実は私、まったく反対のことを考えていました。北国の場合、冬にやることといえば、買い物か雪かきかウインタースポーツくらいです。それ以外は寒くてほとんど家の中に居ます。ですから春に受験するのであれば、たくさん勉強時間を取れると考えていました。
ところが実際は、1日2〜3時間も勉強すれば飽きてしまいます。勉強に集中できる時間には限界があるのです。春に受験するメリットが特にないというわけで、やはり北国の人には、気候的に条件の良い、秋の受験をお勧めします。
では比較的暖かい地域に住んでいる人はどうでしょうか?一見、春と秋どちらを受験しても結果には影響がないように思えますが、本当にそうでしょうか?
春は、秋以上に天気が変わりやすいと言われています。秋の天気は3〜4日位の周期で変わりますが、春は1日で何度も変わることがあると言われるくらいです。私が落っこちた時に体験したのは、まさに春特有の天気だったのかもしれません。
一方、秋という季節は、夏の暑さから解放され、とても過ごし易い季節です。特に夜がそうでしょう。時には冷え込んで、肌寒さを感じるようになります。
実は、この冷え込みが脳を刺激し、活性化させると言われています。脳の活性化によって、目に見えて実力が向上するので、何を行うにしても最適な季節なのです。
よく秋は、「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」そして「学問の秋」などと言われるのは、脳の活性化が関係しているのです。ですから体調的に条件の良い、秋の試験を受けた方が、合格する確率は高くなります。
以上の理由から、比較的暖かい地域の住んでいる人にも、秋の受験をお勧めします。
☆春と秋の試験ではどちらの受験が有利か?のまとめ
- 秋に受験する。(特に北国の人は)
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